Raspberry Pi 2向けのOSイメージをSDカードに書き込む
概要
Raspberry Pi 2向けのOSイメージが書き込まれたSDカードを準備します。
Raspberry Piとは何か？
作業工程
公式Webサイト Top > DOWNLOADS > RASPBIAN > installation guide に従って作業を行います。工程は2つあり、OSイメージのダウンロード、SDカードへ書き込みです。
OSイメージのダウンロード(長時間ダウンロード)
ぼくは 公式Webサイト Top > DOWNLOADS にあるOSイメージからRASPBIANを選びました。使っている人が一番多いので、トラブルが起った時に、Internet検索で解決方法がすぐ見つかるだろうと思ったためです。
RASPBIANにも幾つか種類がありました。JESSIE(FullDesktop版)、JESSIE(軽量版)とWHEEZY(FullDesktop版)です。どうもJESSIEが新しいバージョン(？)で、WHEEZYはその一世代前っぽいので、JESSIE(FullDesktop版)を選択します。軽量版は何が省略されているのか分からなかったので今回はパスしました。
Download ZIPを選択しダウンロードを開始すると、ボクのPCでは残り53分と表示されました。1.32GByteのデータを転送するのはとても時間がかかりますね。
SCカードの書きこみ
Linux, Mac OS, Windowsと書き込み方法がOSによって異なります。ぼくはWindowsを使っているので、以降はWindowsでSDカードへOSイメージを書き込むやり方となります。
始めにWin32DiskImagerというイメージ書き込みソフトを準備します。公式サイトにあるURLリンク( こちら )からソフトをダウンロードするサイトへジャンプします。
広告が多く、どこをクリックしたらいいのか迷うサイトでしたがどうにか目的のソフトを手に入れました。間違ってクリックしたら怪しげなサイトへジャンプしてしまいそうな、ちょっと怖いようなそんなサイトです。分かりにくいですが、中央の緑のDownloadボタンをクリックします。
下のような画面へ切り変わり、英語で「ダウンロード開始まであとX秒」と表示されるので、しばらく待機します。知らないサイトでカウントダウンを待つのは少し不安になりますね。
時間まで待機すると、画面下部に「ダウンロードしますか？」と表示されるので、ファイルを保存します。
ダウンロードしてきたOSイメージを解凍します。ZIPファイルなのでWindows標準の機能で解凍できました。ファイルを右クリック>プログラムから開く>エクスプローラを選択し、エクスプローラ上部の「すべて展開」を選択するだけです。ぼくのPCでは約10分ほどでimg形式のファイルが解凍されました。約3.66GByteで非常に大きいデータです。
次はWin32DiskImagerのインストールです。ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックし、使用許諾契約に同意、インストール位置や表示されるプログラム名、デスクトップアイコン作成の有無を決めて、インストールを実行します。何もトラブルなければインストール成功のダイアログが表示されて終了です。
SDカードReader/WriterにSDカードをセットし、インストールしたWin32DiskImagerを起動します。
ImageFileに解凍したOSイメージのimgファイルを選択、Deviceにイメージを書き込むSDカードを選択します。準備が出来たらWriteボタンを押し、書き込み注意ダイアログが出てもYesを選択します。約10分ほどで書き込みが完了し、ダイアログが表示されました。
これでRaspberry Pi 2にセットするSDカードの準備が整いました。
